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デリケートゾーンのケアに欠かせないウォシュレット「ビデ」の機能・使い方

最近は勤務先、飲食店などにもウォシュレット付きのトイレが増えていて、手軽にデリケートゾーンを清潔にできるようになってきたなと感じてます。 ただ、「よく見かけるけど一度も使ったことない」とか、便利だと分かっていても私のように「外出先のビデは衛生的に無理!」という人も少なからずいると思います。 というわけで、そんな人のためにビデの基本的な使い方や機能を紹介していきたいと思います(笑

※ちなみに、ウォシュレットとは「TOTO」の登録商標なのですが、一般名称として定着しているので、ここでは「温水洗浄便座」のことを「ウォシュレット」として書きます^^;

ウォシュレットについているビデの使い方は?

ではさっそく、シチュエーション別に使い方を紹介しますね。

【使い方①】生理やオリモノの時にビデ!

デリケートゾーンに生理時の経血や、オリモノがついてるときにビデが役立ちます。 よく勘違いされがちですが、トイレについてるビデ機能で膣内を洗うことは絶対にNGです。あくまでデリケートゾーンの小陰茎や大陰茎についた汚れを洗い流すのが正しい使い方です。 携帯用ビデは基本的に「精製水」が使われるから膣内OKであって、トイレについてるビデは普通の「水道水」だったりするのでNGってことですね。混同しないよう気をつけましょう。 産後にでる悪露を洗うのもいいですね。

【使い方②】行為のあとにもビデ!

パートナーとの行為のあとについた愛液などをきれいに洗浄するときにもビデが役立ちます。まぁ、お風呂に入ってしまえば話は早いのですが、そうもいかない時はビデが強い味方になってくれます。 人それぞれとは聞きますが、そのまま放置してるとカピカピになったり、においの元になることもあるので、ティッシュでふき取るだけでなくさっと洗って、デリケートゾーンをキレイに保つよう心がけたいですね。 また、先ほど話した通りビデでは膣内を洗えないことから、精子を洗い流して避妊のためにビデを使うというのは間違った使い方といえます。

【使い方③】汗をかいたときやムレた時にビデ!

デリケートゾーンはムレやすく、トイレットペーパーや専用のウェットシートなどで拭くこともあるかと思いますが、黒ずみのトラブルを最小限にしたい場合にもビデが役立ちます。 汚れをふき取るよりも、水で洗い流してトイレットペーパーでやさしく水気を取るほうが刺激が少ないという話ですね。 また、基本的にビデの水勢を調整することができるはずなので、出力だけは最大にはしないよう心がけましょう。まぁそもそもビデの水勢はやさしく設定されてるので、そこまで気にする必要はないかもしれませんが。

携帯用ビデってどうなの?

先ほどまではトイレについてるビデの話でしたが、あると便利な携帯用ビデも紹介しておきます。 代表的な商品には「プチシャワー・セペ」とか「インクリア」などが有名で、下記の膣注入型ランキングでも紹介してるのはすべて携帯用ビデです。 [get_postlink id=2612] 先ほどもちらっと話ましたが、膣内の残留物を洗い流したり、オリモノのにおいがきついときなどに使うと効果バツグンで、生理を早く終わらせるときにも役立ちます。 逆に、デリケートゾーンを洗うことはできないため、同じビデでも使い勝手がまったく違うという点だけ覚えておきましょう。 衛生環境が不安な場所へ旅行にいく時や、アウトドアの際にもっておくと安心ですよ♪

おしりボタンとの違いって?

ビデを使ったことないという人は、十中八九「おしり」ボタンも押したことがないと思います。中には使ってるけどイマイチ違いが分からないという人もいるでしょう。 簡単に違いを説明すると、「ビデ」ボタンは女性のデリケートゾーンに照準を合わせてノズルが出てくるのに対して、「おしり」ボタンは肛門に水が当たるよう照準が合います。 つまり「おしり」ボタンは、通常よりもうしろの方に水が当たるわけですね。もちろん座る位置によって水が当たる部分が違ってくるので、おしりボタンを押して性器周りに水が当たるなら、もうすこし浅く座る必要があるってことです。 ちなみに「おしり」ボタンで出てくる水の方が強めに設定されてるはずなので、先ほど話した水勢は最小にしておきましょう。

ビデは昔からあるデリケートゾーンケアの王道

ここからはビデの歴史や海外のビデ事情などを紹介したいと思います。 ビデの歴史は意外に古く、18世紀ごろにフランスで誕生したと言われています。 現在でもフランスやイタリアを中心に一般家庭にも設置されています。 ヨーロッパ旅行に行った方は、「これなに!? どうやって使うの!?」なんて思ったこともあるのではないでしょうか^^ というのも、ヨーロッパのビデは日本のウォシュレットについているものと全然違います。 こちらの画像をご覧下さい。 これがヨーロッパで一般的なビデの形です。 このビデは通常の便器とは逆向きで使うことから、「まるで子馬に乗っているみたい♪」ということで、フランス語で「子馬」を意味する「ビデ」という名称が付いたそうです。

本場「欧州式ビデ」の使い方

では、この「ビデ」はどのように使うのでしょうか? 一般的にヨーロッパのビデは排尿・排便後のデリケートゾーンや、肛門、さらには性行為後の洗浄に使われています。 さらには、足洗いや赤ちゃんを洗う場合にも使われるので、たくさんの人々に重宝され、世界中に広がりました。 日本では「TOTO」が「欧州式ビデ」の形を元に商品化しましたが、下記2つの理由により「欧州式ビデ」が日本には普及しませんでした。
  • ①日本は「ビデ」を設置するだけのスペースがトイレになかった。
  • ②日本人は手を使ってデリケートゾーンを水洗いする生活習慣がなかった。

独自の進化を遂げた日本のウォシュレット

1980年にTOTOが開発したウォシュレットで、お尻やデリケートゾーンを水洗いするという習慣が定着し始めました。 「おしりだって洗ってほしい」というキャッチコピーも話題になったそうです。 成功の要因はウォシュレットに「ビデ」機能を付けたことにより、「スペースがない」と「手でデリケートゾーンを洗いたくない」という2つの問題を解決したことです。 その後、皆さんもご存知の通り、爆発的に普及し、今や公衆便所にもウォシュレットが設置されるようになりました。
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