FV
FV

デリケートゾーンのにおいの原因を解説。内側と外側のケアが大事!

女性の誰しもが気になるデリケートゾーンのにおい。こんなにおいで悩んでいるの、自分だけだと思っていませんか? デリケートゾーンのにおいに悩んでいる方って、実はたくさんいるんです! 体臭や口臭しかり、においの悩みって何かと人に相談しにくいですが、原因さえ突き止めれば相談せずともにおいの悩みを解消することができます。
というわけで、まずはデリケートゾーンがにおう原因から見ていきましょう!

においの原因は基本的に「雑菌」!

デリケートゾーンのにおいの発生源は、Iラインまわりの外側か、オリモノとか経血の通り道でもある膣内(内側)にわけられます。 もちろん両方ともにおってるケースもあるため、基本的には外側と内側をしっかりケアしてあげる必要があります。 ちなみににおいの原因は基本的には「雑菌」です。菌が汗に含まれる栄養を分解したり、膣内のデーテル桿菌が減ってしまって雑菌が繁殖することで、デリケートゾーンのにおいが強くなります。

経血やオリモノがにおう原因

「生理中にでる経血はにおうもの」と割り切ってる人も多いと思いますが、経血って本来ならそこまでにおいが強いものではありません。 経血がにおいだす原因の1つは「酸化」です。ナプキンを変えられずに長時間放置してると、雑菌が繁殖しつつ酸化も進むためにおいがきつくなります。 なのでナプキンをこまめに替えられてるなら、それほど強いにおいはしないかと思います。 また、オリモノがにおう原因は3つで、「雑菌」か「性病」か「オリモノ自体の特性」のいずれかです。 特性というのは、オリモノそのものが酸性に保たれてるためで、オリモノから悪臭はせずちょっとすっぱいだけなら雑菌は関係ありません。

アポクリン汗腺とエクリン汗腺の話

もともと人には「エクリン腺」と「アポクリン腺」という2つの汗腺があり、ここから汗が出ています。 「エクリン腺」は全身にある腺で、ここから出る汗のうち99%は水分で、残り1%に塩分や尿素、アンモニアなどが含まれています。 基本的ににおいはありませんが、食生活とか皮脂などの影響でエクリン腺から出る普通の汗でもにおいの原因になることがあります。 そして「アポクリン腺」は、「ワキ」や「耳」、「乳輪」など全身ではなく特定の場所に存在していて、少し粘り気のある白っぽい汗の中に、タンパク質やアンモニア、糖質、鉄分などが含まれています。 このアポクリン腺から出る汗は雑菌にとってごちそうで、エクリン腺の汗とはまた違ったにおいになります。俗にいう「ワキガ」のにおいですね。 実はこのアポクリン腺はデリケートゾーンにも存在していて、汗の量が多かったり、汗腺の数が人よりも多いと「すそわきが」の可能性が高く、強烈なにおいの原因になっている場合があります。 まとめると、エクリン線やアポクリン腺から出る汗が間接的なデリケートゾーンのにおいの元になっているわけです。

外側のにおいは雑菌だけではない?

「大陰唇」とか「小陰唇」まわりといったいわゆるIライン部分は洗いにくいことから「汚れ」とか「恥垢」がたまりやすくて、アンダーヘアなんかもあるため構造ムレやすいです。 においの元となる雑菌が繁殖しやすい環境であることは間違いないのですが、オリモノとか経血の影響もあって、普通に汚れてるからにおってるケースもあります。 また、デリケートゾーンがにおう場合は「性病」の可能性もあるので、オリモノの量が異常に多かったり、色が黄緑とか緑色をしていたりする場合は婦人科へ行くことをオススメします。 ほかにも精神的な思い込みでデリケートゾーンがにおってると勘違いすることもあるので、とにかく原因は雑菌だけじゃないってことも覚えておいてください。

状況に合わせたデリケートゾーンのにおい対策

では、いったいどうしたらデリケートゾーンのにおいを抑えられるのでしょうか? ここまでの話だと、汗の量を抑えるのが効果的になりますが、自力で汗の量ってそうそうコントロールできるものではないですね。 雑菌についても、デリケートゾーンをきれいに洗うくらいしか自力では対策できないのかなと思います。 というわけで、個人的にはデリケートゾーン専用のにおいケア商品をオススメします。 制汗スプレーとか消臭スプレーとかそういったものに近いのですが、スプレータイプの商品は数少なくて、基本的に医薬部外品のクリームで対応することになります。 代表的な有効成分に、制汗作用のある「フェノールスルホン酸亜鉛」とか、においの元になる雑菌を退治する「イソプロピルメチルフェノール」を配合してる商品がほとんどで、配合してるサポート成分とか価格とかキャンペーン内容が違うので、失敗しない商品選びが大切になります。 興味のある人は下のランキングから選んでみてください。 [get_postlink id=2608]

膣内がにおうなら膣内洗浄がおすすめ

オリモノとか生理中のにおいが気になるなら、膣内洗浄が最も効果的です。 とうぜんながらお風呂場で石鹸を使ったりお湯で膣内を洗うことはせず、専用の洗浄液で洗うことになります。 最初はちょっと抵抗あるかもですが、効果は抜群で毎日継続して洗うものでもないので手間いらずで、コスパも悪くありません。 有名な商品だと下の記事で紹介してるインクリアですね。 [get_postlink id=836]

すそがなら手術しかないかも

においの原因がどうやら「すそわきが」っぽいなら、アポクリン汗腺をふさぐしか道はありません。 先ほど紹介したにおいケアクリームを使えば、毎日ケアすることで疑似的ににおいを抑えることが可能ですが、根本的な解決にはなりませんからね。 もちろん手術には相応のリスクがあるのでよく検討すべきでしょう。

日常でできるデリケートゾーンのにおい対策

次は時間はかかるけど毎日意識したいデリケートゾーンのにおい対策を紹介します。

食生活の見直し

あまり効果はないかもしれませんが、食生活を見直すことでもデリケートゾーンのにおいを抑えることが出来ます。 お肉やニラ、ニンニクといった脂肪分の多い食べ物は体臭の原因となり、当然デリケートゾーンにも影響してきます。 また、「酸性」の食べ物も体臭の原因になってしまうため、お酒や香辛料が強い食べ物も過剰摂取には気をつけないといけません。 内蔵機能が低下していると、酸性の食べ物を上手に分解出来ず、においの原因になってしまうのです。 そして逆ににおいを抑えてくれるのが、「アルカリ性」の食べ物です。カルシウム・ナトリウム・カリウム等のミネラルが多く含まれている物がにおいを抑えてくれます。 ミネラルが豊富なのは海藻類で、他にもニンジンやほうれん草、果物だとバナナやメロンがオススメです。詳しくは下の記事が参考になるかと思います。 [get_postlink id=86] 食生活の改善は1日や2日で効果が出るものではありませんが、日々気をつけていけば確実に効果はあるのかなと思います。

ムレ対策として通気性をよくする

下着はどうしてもデザインを重視しがちで、ピッタリとしたものやサテン生地等のものが多く売られていますが、ムレを防ぐ方法として「コットン」「リネン」「シルク」生地がオススメです。 サイズもあまりピッタリとゴムで締め付けるような下着は避け、ちゃんと自分に合ったサイズを見つけましょう。 その他にも、アンダーヘアを手入れすることで少なからず通気性が良くなります。 剃刀やピンセットでの脱毛はダメージになるのでせず、短めに揃えてカットするのがお手軽です。手入れそのものが手間なら脱毛グッズとか脱毛クリニックを利用しましょう。 [get_postlink id=1301] あと、すごく細かい話になりますが何時間も足を閉じて座り続けるのもムレの原因になります。 デスクワークなどをしている方は、頻繁に席を立つのはなかなか難しいかと思いますが、休憩がてら一度立ち上がって、デリケートゾーンにこもってる湿気を逃してあげましょう。

デリケートゾーンを正しく洗う

デリケートゾーンの洗い方をマスターして、雑菌だけでなく汗や汚れもしっかり洗い流せるようにすべきでしょう。 何十分もかけて洗う必要はなく、専用石鹸を使って丁寧に洗ってあげるだけで十分です。詳しいデリケートゾーンの洗い方については下の記事を見てもらえればと思います。 [get_postlink id=63]

おわりに

デリケートゾーンのにおいは、黒ずみやできものといった悩みよりも手軽にケアすることができます。 もちろん根本的なにおいの原因を突き止めてケアするのは骨が折れますが、結局のところ雑菌さえ何とかしてしまえばにおいを抑えることができます。 ちょっとデリケートゾーンのにおいが気になりだした程度なら、専用石鹸使ってみたり、クリームを買ってみて様子をみるのが良さそうです。
プライバシーポリシー
運営者情報
調査概要